【令和4年度】放課後等デイサービスの自己評価結果等未公表減算を解説【放課後デイブログ⑯】
《放課後等デイサービスの自己評価結果等未公表減算》について解説します!!
放課後等デイサービスを運営するにあたって、自己評価は少なくとも年に1回以上実施が義務付けられている大切な業務の1つです。実際にどんな内容の評価が行われるのか、自己評価結果をどのような形で公表するのか不安に思っている方もいるでしょう。この記事では、自己評価の内容や、自己評価結果等未公表減算の概要や注意点について詳しく解説していきます。
目次
1.放課後等デイサービスにおける自己評価とは
1-1.自己評価の内容
1-2.自己評価結果の公表の方法
2.自己評価等未公表減算について
2-1.減算が適用となる要件
2-2.減算率
2-3.注意点
3.自己評価結果等未公表減算の算定の例
4.減算とならないために心がけるポイント
4-1.提出期限に余裕を持った計画を立てる
4-2.結果の集計や公表をサポートするサービスを利用する
5.まとめ
1.放課後等デイサービスにおける自己評価とは
放課後等デイサービスは近年注目されている事業であり、事業所数も増加傾向にあります。しかし、中には利益を追い求めるあまり、支援の質の向上に手が回らない事業所もあるのが現状です。
そこで、放課後等デイサービスでは自己評価の実施と、その結果の公表が義務付けられています。自己評価を実施する頻度は自治体によりますが、少なくとも年に1回以上、事業所の職員と利用児童の保護者を対象に行われます。
自己評価の実施・結果の公表は、事業所が提供するサービスの質を向上させるためだけでなく、放課後デイの利用を検討している保護者が事業所を選択する際にも役立てられます。
自己評価の内容
事業所の職員に対して行う評価は、業務体制や保護者・関係機関との連携などの項目に「はい」「いいえ」で回答するだけでなく、各項目について工夫している点や、改善すべき点についても記載する必要があります。保護者に対して行う評価は、環境や支援内容、満足度などの項目に「はい」「いいえ」で回答し、意見があれば記述してもらう形式となっています。
事業所は、職員と保護者の回答を踏まえて、職員全員で項目ごとに協議を行い、改善目標や改善内容を立案します。協議の結果は記録に残し、職員間で共有する必要があります。
自己評価結果の公表の方法
自己評価の結果は、各事業所のサイトや会報、事業所に掲示するなどして公表する必要があります。自治体に提出する資料に、公開されたサイトのURL(SNS含む)や会報の写し、掲示したことが分かる写真などを添付し、自己評価の結果を公表したことを報告します。
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2022年5月27日